八幡製鉄株式会社
1956 年 35 巻 7 号 p. 411-427
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コークス炉で生産されるコークスの性状は原料石炭の銘柄, 特性, 粒度, 乾溜時の加熱條件などに支配される。しかしこれらの條件がほぼ同じでもコークスの性状はコークス炉炭化室内の位置によつて違うと考えられる。従来この方面の系統的研究がほとんどないので筆者らはこの問題を取り上げた。実験室的ならびに半工業的試験の結果, コークスの性状に影響をおよぼす二つの基本的因子すなわち装入炭の密度と炭化室内の温度分布とでは前者の方が後者よりもコークスの性状に対してはるかに著しい影響を及ぼすことが確められた
日本エネルギー学会誌
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