東北大学病院呼吸器内科
国立病院機構仙台医療センター臨床検査科病理
2009 年 98 巻 8 号 p. 1984-1986
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
M. szulgaiは,まれな非結核性抗酸菌症であり,本邦では1960~2004年の間に18例の報告がある.今回,我々は,下腿腫脹,皮疹,多発リンパ節腫大で発症,急速に進行し呼吸不全を呈した症例を経験した.胸部CTでは,acute respiratory distress syndrome様の陰影を認めた.これまでに,M. szulgai感染で同様の陰影を認めた報告はなく,若干の文献的考察とともに報告する.
日本内科学会会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら