Keywords:
Electronic books.
Description / Table of Contents:
ポリフェノール、カテキン、フラボノイド、カフェイン、モルヒネ、ニコチン、……。植物はなぜ多くの代謝産物(化学成分)を作るのか? これらの代謝産物はどのような仕組みで作られるか? 近年、植物のゲノム配列が決まることにより、この根源的な問いに対する、基本的な解答の道筋が示された。植物メタボロミクス研究の黎明期からこの分野を開拓してきた著者が、植物の進化の歴史に刻まれた、代謝産物を作る能力の秘密に迫る。.
Type of Medium:
Online Resource
Pages:
1 online resource (169 pages)
Edition:
1st ed.
ISBN:
9784785377519
Series Statement:
シリーズ・生命の神秘と不思議
URL:
https://ebookcentral.proquest.com/lib/geomar/detail.action?docID=6241036
Language:
Japanese
Note:
Intro -- まえがき -- 口絵 -- 目次 -- 1章 植物メタボローム 代 産物、化学成分 の多様性 -- 1.メタボロームを構成する全代 産物を推定する二つの方法 -- 2.メタボロームを構成する全代 産物に するデータベース -- 3.物 代 における植物とヒトの い -- 4.植物メタボロームを構成する代 産物数の推定 -- 5.ヒトのメタボロームを構成する代 産物数 -- 2章 なぜ植物メタボロームは多様なのか -- 1.植物がとった"動かない"という 択とそのための生存戦略 -- 2.生命がもつべき属性 -- 3.一次代 と二次代 特異的代 -- 4.最低 生きるための一次代 同化代 と異化代 -- コラム 地球における炭素エネルギーの循環と化石 源 -- 5.よりよく生きるための二次 特異的 代 -- 6.化学 御戦略 化学成分による外敵に対する 御 -- 7.捕 から を守る毒性成分 -- 8.タバコに含まれる猛毒のニコチン -- 9.病原 に対抗する植物成分 -- コラム 生 -- 10.他の植物の成 を抑えるアレロケミカル -- 11. 生物的ストレスに対抗する植物成分 -- 12.化学成分で環境ストレスも緩和 -- コラム ポリフェノール -- 13.栄 ストレスにも植物代 産物が役立つ -- 14.化学成分によらないストレス 御 -- 15.多様な二次代 産物を作る植物が繁栄した 化的 明 -- 3章 ゲノム がもたらした新しい地平 -- 1.オミクス研究とは -- 2.ゲノム 列決定がもたらしたもの -- 3.シロイヌナズナのゲノム研究 -- 4.メタボロームの化学的多様性の根源としてのゲノム -- 5.オミクス オーム科学 の 素 -- 6.オミクスの統合によるゲノム機 科学の方法 -- コラム ゲノム 列がもたらした新しい研究手法である 伝学、 生物学 -- 4章 植物メタボロームを する -- 1.メタボロミクスを構成する三 素 -- 2.他のオミクスとは異なるメタボロミクス研究の困 さ -- 3.メタボロミクスにおける機器分析技 -- 4.各種の 分析 がカバーする代 物群 -- 5. ターゲット分析 メタボロミクス とターゲット分析 -- 6.メタボロームデータの実 的な取得と取扱方法 -- コラム 世界に る日本のメタボロミクス研究 -- 5章 統合オミクスと 伝子機 の同定 -- 1.硫 代 とグルコシノレート -- 2.フラボノイド生合成経 の網羅的な 伝子機 同定 -- 3.リン欠乏ストレスに応答した新 分子と 伝子の同定 -- 4.シロイヌナズナの 温 性に寄与するリパーゼ 伝子 -- 5.シロイヌナズナ研究の利点と 界 -- 6章 作物や 用植物でのメタボロミクス -- 1.イネ玄米のメタボロームQTLとメタボロームGWAS 析 -- 2.メタボロミクスによる 伝子組換え作物の 価 -- 3.ジャガイモの毒性ステロイドアルカロイド -- 4.インドの伝統医 アシュワガンダの活性ステロイド成分 -- 5.甘 におけるグリチルリチン生合成 -- コラム 植物二次代 産物の生合成に わる三つの 素添加 素 -- 6.マメ科植物におけるキノリチジンアルカロイド生合成 -- コラム 用植物クララとマトリン研究 -- 7.抗癌成分カンプトテシンの生産植物における 己 性 -- 7章 これからの と挑戦 -- 1.植物バイオテクノロジーの 展 -- 2.ゲノム編 の実用化 -- 3.合成生物学へ -- 4.植物は地球の「精密化学工場」 -- 5.プラネタリー・バウンダリーとSDG への挑戦 -- おわりに -- 略 -- 引用文献 -- 索引 -- 略歴 奥付.
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