Keywords:
Electronic books.
Description / Table of Contents:
陸上植物の代表的な群でのゲノム解析が進展し、それらの比較から、陸上植物の四群(種子植物、シダ植物、小葉植物、コケ植物)では、それぞれ発生様式とその遺伝子制御ネットワークが大きく異なっていることがわかってきた。本書ではこれらの成果をもとに、植物進化の新しい体系の構築を試みた。現生植物のゲノム生物学、細胞生物学、発生学、形態学の知見に古生物学の知見を融合し、陸上植物全体について包括的に形態と進化を議論した。.
Type of Medium:
Online Resource
Pages:
1 online resource (303 pages)
Edition:
1st ed.
ISBN:
9784785377533
URL:
https://ebookcentral.proquest.com/lib/geomar/detail.action?docID=6241038
Language:
Japanese
Note:
カバー 上植物の形態と 化 -- 口絵 -- はじめに -- 目次 -- 1章 植物と 上植物の定義 -- コラム1-1 祖先形 と派生形 -- 1 1 緑体を一次共生としてもつ一次植物は単系統の可 性が い -- 1 2 二次植物は単系統群ではない -- 1 3 「植物」の使い方 -- 1 4 上植物 -- 2章 形成体植物 -- 2 1 体の先端に幹細 を形成するしくみの 化 -- コラム2-1 幹細 のすぐ に幹細 ができないしくみ -- 2 2 成 中で新しい幹細 を作るしくみ -- 2 3 形成体を介した細 分 の 化 -- 2 4 層微小管による細 伸 制御 -- 2 5 中心体の消失と前期前微小管束による細 分 制御機構の 化 -- 2 6 潜性前期前微小管束の位置はどのように決まるのか -- 2 7 先端成 する糸状吸収組織 -- 2 8 疎水性細 外生体 分子-1 スポロポレニン -- 3章 上植物の多様性 ヒメツリガネゴケとシロイヌナズナの比 -- 3 1 上植物の生活史 -- 3 2 子から原糸体 子の最初の分 で幹細 を作る -- コラム3-1 相同性、同一性、オルソログ、パラログ -- 3 3 原糸体の枝分かれ 発生の 中で分化細 から新しい幹細 を作る -- 3 4 クロロネマからカウロネマへの 換 幹細 の性 の変化 -- 3 5 体の形成 糸状の体から 構 への 換 -- 3 6 体 端幹細 の形成 -- 3 7 体 端幹細 から 端幹細 がくり し作られ 序ができる -- 3 8 は1つの 端幹細 に 源する -- 3 9 分泌毛 -- 3 10 仮根 -- 3 11 体 端幹細 が 精器 端幹細 に変化する -- 3 12 卵器は 卵器 端幹細 から形成される -- コラム3-2 異株性 -- 3 13 受精卵の最初の分 で 子体幹細 ができる -- 3 14 子植物の 偶体世代 -- 3 15 子植物の 子体世代 発生 -- コラム3-3 幹細 の定義 -- 3 16 子植物の 子体世代 根 -- 3 17 子植物の 子体世代 栄 シュートの 序 -- 3 18 子植物の 子体世代 -- 3 19 子植物の 子体世代 生殖シュート、 、種 -- コラム3-4 幹細 化の 化 -- 4章 上植物の系統と共 祖先の形態 -- コラム4-1 基 系統 -- 4 1 現生 上植物の系統 係 -- 4 2 前維管束植物が 上植物の共 祖先の可 性がある -- コラム4-2 大きさの変化と組織分化 -- 4 3 上植物の共 祖先を知る方法 -- 5章 形成体緑 から 上植物への 化 -- 5 1 多細 子体の獲得 -- コラム5-1 子体と 偶体の発生プログラムのスイッチ -- コラム5-2 子体世代の延 -- 5 2 子や受精卵から幹細 ができるまでに多細 体を形成する -- 5 3 前の分 と交わるような分 をする 端幹細 -- 5 4 外界に接しない細 を作る分 体の内側と外側を分ける分 -- 5 5 皮細 -- 5 6 疎水性細 外生体 分子-2 クチクラ -- 5 7 気孔 -- 5 8 精器と 卵器 -- 5 9 受精卵と い 子体が 植物体の中で成 する -- 5 10 原形 絡による細 コミュニケーション -- 5 11 細 死による水 導細 形成 -- コラム5-3 体外水 -- 5 12 栄 細 を形成する -- 5 13 子嚢の 化 -- 5 14 二叉分枝 -- 6章 コケ植物の 化 -- 6 1 コケ植物の共有派生形 -1 子体の 縮と 偶体への半寄生 -- 6 2 コケ植物の共有派生形 -2 子嚢内で 子とともに弾糸を形成する -- 6 3 コケ植物の共有派生形 -3 介在分 組織 -- 6 4 ツノゴケ の共有派生形 -- 6 5 セン とタイ の共有派生形 -- コラム6-1 状性タイ の 化 -- 6 6 タイ の共有派生形 -- 6 7 セン の共有派生形 -- コラム6-2 コケ植物の精子媒介 -- 7章維管束植物の 化 -- 7 1 疎水性細 外生体 分子-3 クチン、スベリン、リグニン -- 7 2 カスパリー線 -- 7 3 水 導組織の細 壁が二次 厚し仮導管が 化.
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コラム7-1 仮導管と導管の 化 -- コラム7-2 セン の乾燥 性 -- 7 4 数細 からできる 子嚢の 化 -- 8章 小 植物への 化 -- 8 1 の一次木 が心原型原生中心柱から外原型原生中心柱へ 化 -- 8 2 数の幹細 をもつ と根端分 組織 -- コラム8-1 端幹細 の数とニッチ細 -- 8 3 小 -- 8 4 小 の向 側に 子嚢形成 -- 8 5 アステロキシロンと小 植物での中心柱の変化 -- 8 6 根の 化 -- コラム8-2 内生発生と外生発生 -- コラム8-3 根の収斂 -- 8 7 偶体の縮小 -- 8 8 現生ヒカゲノカズラ の共有派生形 地中性 偶体 -- 8 9 単 分枝 -- コラム8-4 フィログロッサム -- 8 10 小 -- 8 11 異形 子性 -- コラム8-5 異形 子性の 化と生 環境 -- 8 12 イワヒバ の共有派生形 単細 性 端幹細 、トラベキュラ、担根体 -- 8 13 リンボク とミズニラ の共有派生形 維管束形成層、空 のある根 -- 8 14 リンボク の共有派生形 皮層が分 大する 、リゾモルフ -- 8 15 ミズニラ の共有派生形 特殊な内 構 の球 、ベルム、トラベキュラ -- コラム8-6 二叉分枝と幹細 -- 9章 シダ植物と木 植物の共 祖先の 化 -- 9 1 無 成 する主 と有 成 し 旋 列する側 の分化 -- 9 2 枝から への 化 現代的なテローム -- 9 3 流用co-option、新生de novo 化、モジュール -- 9 4 トリメロフィトン の中に が太くなり維管束が 状に伸び出すものが 化した -- 9 5 シダ植物の祖先で原生木 が り様に 列 -- 9 6 木 植物の祖先で両 維管束形成層が 化 -- 9 7 根の 源 -- コラム9-1 WOX 伝子の 化 -- コラム9-2 大 植物 -- 10章 シダ植物 -- 10 1 トクサ -- 10 2 嚢シダ 、リュウビンタイ 、ハナヤスリ 、マツバラン の共 祖先 -- 10 3 嚢シダ -- 10 4 リュウビンタイ 、ハナヤスリ 、マツバラン の共 祖先 -- 10 5 リュウビンタイ -- 10 6 ハナヤスリ とマツバラン の共有派生形 -- 10 7 ハナヤスリ -- 10 8 マツバラン -- コラム10-1 シダ植物の生殖器官の多様性と共 性 -- コラム10-2 ワラビ巻き -- 11章 木 植物 -- 11 1 数幹細 をもつ 分 組織と根端分 組織 -- 11 2 両 維管束形成層 -- 11 3 の 化 -- 12章 前 子植物 -- 12 1 中心柱の 化 -- 12 2 異形 子性 -- コラム12-1 樹木 -- 13章 シダ種子 -- 13 1 、 -- コラム13-1 と の制御 -- 13 2 異形 性 -- コラム13-2 応答基準 -- 13 3 粉と 珠の 化 イチョウの 粉と 珠 -- コラム13-3 杏 ギンナン -- 13 4 珠とキュピュール -- 13 5 性 子が 子体から散布されず 性 偶体が 子体に寄生する -- 13 6 性 偶体の細 数の減数 -- 14章 現生種子植物の共 祖先 -- 14 1 内原型真正中心柱の 化 -- 14 2 性 子の発 口が 位から 位方向に変わる -- 14 3 粉管 -- 14 4 性 子が 核分 後に細 化して 性 偶体を形成する -- 15章 現生 子植物への 化 -- 15 1 樹 -- 15 1 1 種 合体をもつ 合 性 子嚢穂の 化 -- 15 1 2 粉管受精 -- 15 1 3 前 形成 -- 15 1 4 マツ目における短枝の 化 -- 15 1 5 グネツム目の特殊化 -- 15 2 イチョウ -- 15 3 ソテツ -- 16章 子植物の 化 -- 16 1 子植物の祖先 子植物 -- 16 2 次網状 系の 化 -- 16 3 に2細 層以上の外 層 -- 16 4 形成のしくみ -- 16 5 器官形成 伝子の 化 -- コラム16-1 器官は から 化したのか -- 16 6 2 子嚢を2組もつ 性 子 -- 16 7 心皮の獲得 -- 16 8 外珠皮の 化 -- 16 9 粉管受精と倒生 珠.
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あとがき -- 引用文献 -- 索 引 -- 植物名一 -- 略歴・奥付.
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